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■ 在日ウイグル人が、声を大にして叫ぶ『外国人参政権 反対! 』 ■

2010/01/19 10:32

 

 宝島新書から『7.5 ウイグル虐殺の真実』が1月9日に発売になりました。

 

 

 

 著者は世界ウイグル会議の日本代表であり、日本ウイグル協会の会長でもあるイリハム・マハムティ氏。たびたび来日もされているウイグルの母ことラビア・カ―ディル女史の活躍が世界的にも報道されていますが、日本でもこうして活動しているウイグル民族の活動家が居るということを、皆さんもぜひ知っておいてください。

 

 そしてクレジットこそされていませんが、この本の編集には曙機関のメンバーが大きく関わっています。

 

http://www.amazon.co.jp/7-5%E3%82%A6%E3%82%A4%E3%82%B0%E3%83%AB%E8%99%90%E6%AE%BA%E3%81%AE%E7%9C%9F%E5%AE%9F%E2%80%95%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%A0%E3%83%81%E3%81%A7%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%A7%E3%82%82%E8%B5%B7%E3%81%8D%E3%82%8B-%E5%AE%9D%E5%B3%B6%E7%A4%BE%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%83%8F%E3%83%A0-%E3%83%9E%E3%83%8F%E3%83%A0%E3%83%86%E3%82%A3/dp/4796674551/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1263191646&sr=1-1

 

■在日ウイグル人が声を大にして叫ぶ“外国人参政権反対”! ■

 

 特筆すべきはこの本の中で、現在大問題になっている『外国人参政権』について非常に突っ込んだ主張がなされている事です。

 意外に思われるかもしれませんが、日本在住であるイリハム氏は外国人参政権に反対されています。

 

 何ゆえか?

 

 

 それは、

 

 

〇二国間の外交は相互平等が原則だが、たとえ日本政府が在日の中国人達に参政権を与えたとしても、中国政府は在中の日本人達に中国の参政権など決して与えようとはしないだろう。つまり外国人参政権は、幕末に結ばれた欧米列強との間の不平等条約のようなものである

 

〇そもそも中国人は自国の国内にいる時ですら『参政権』など一欠けらも持っていない。自国で政治に参加する権利すら持っていない中国人が、日本での参政権を要求するなど明らかに間違っている。中国人はまず北京の共産党政府に対して『中国の参政権』を要求するべきだ

 

〇もしも日本政府が地方参政権を外国人に与えたら、それこそ中国人は何十万人もが日本に移住してくるだろう。ただでさえ『豊かな日本へ行って働きたい』と考えている中国人は何千万人も居るのだ。そうなったら地方の過疎の村など簡単に中国人に乗っ取られてしまう。

 

〇一たび過疎の村が乗っ取られて“中国人村長”や“中国人議員”が生まれたら、『外国人と共生する村づくり』というような耳障りの良いスローガンの下に、大挙して中国人が移住してくるだろう。村長が保証人になって申請すれば、簡単に日本人に帰化できるからだ。ウイグルの土地に対する侵略も、常に中国政府による『民族調和・辺境開拓』の美名の下に行なわれていた

 

〇こうして徐々に日本は、一発の銃弾を撃たれる事も無く、一人の人民解放軍兵士の犠牲を出す事も無く、全く“合法的”に国全体を中国人に乗っ取られてしまう事になるだろう。そうやって祖国を徐々に中国人に乗っ取られてしまう恐ろしさは、我々ウイグル人やチベット人が一番良く知っている。

 

 

 

つまりイリハム氏は自分たちの祖国が中国に奪われてしまったというウイグル民族の哀しい経験があるゆえに、外国人参政権に反対していらっしゃる訳ですね。

外国人参政権に反対する理論武装の教科書として非常に勉強になる本なので、皆さんにも一読をお勧めいたします。

 

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■ 良書の紹介  『世界のガン バイブル』 ■

2010/01/03 10:17

 

 暮れにコンビニで食料を調達していたら……、いわゆるコンビ二本というのでしょうか。雑誌の置いてある棚で『世界のカリスマガン バイブル』なるムック本を見つけました。

 

 なんだか版型の違うものが2種類出ているようです。

 

 

 いわゆる図鑑モノですが、この手の本だと従来のガン雑誌から拾い集めた銃の記事の再編集みたいな内容が多いのに、この『世界のカリスマガン バイブル』は、書き手の方の豊富な実射体験が反映されています。なんでも著者は元自衛官なんだとか。

 

 あれ? ひょっとしたらこの人、以前のお知り合いじゃないかしらん。

 

 いずれにしても、マンガの戦闘シーンの描写にはとても参考になる一冊ですね。

 

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★ 中国朝鮮族の対日観 ★

2009/04/04 06:18

 

 4月2日発売のオークラ出版刊 ムック『世界に愛された日本』誌で、中国朝鮮族の対日感情について我々のメンバーがレポートを書きました。

 

 

 記事の前半部を下に紹介します。

 

 

★方々から日本語が聞こえてくる朝鮮族の社会★

 中国朝鮮族とは、中国に存在する56の少数民族の中の一つで、総人口は200万人ほど。中朝国境地帯に近い東北三省(旧満州国)に多く居住している、要するに“中国国籍を持った朝鮮人(朝鮮民族)”のことである。

 吉林省の東部には延辺朝鮮族自治州という区域も作られており、総人口の40%、80万人近くの朝鮮族が居住している。

このあたりは近年、北朝鮮から脱出してきた飢餓難民たちが多く潜伏している所として有名になってしまったせいか、日本人の観光客からは避けられる傾向があるようだ。

 しかし意外な事にこの延辺朝鮮族自治州は、広い中国大陸の中でも日本人にとっては極めて旅行のしやすい地域なのである。

 なぜならば延辺は、中国でも随一の日本語教育の盛んな土地だからだ。通常、一般の中国人(漢族)が学ぶ中学校・高校では、第一外国語として英語を学ぶが、この地域の朝鮮族生徒を教えている学校では昔から、まず日本語を教える習慣があった(最近では、英語を教える学校も増えているが)。

 もちろん、戦前から日本語教育が盛んだったことがその最大の理由であるが、普段は朝鮮語を話す彼らにとって、日本語は極めて学習し易い“外国語”であることも理由の一つだろう。

 日本語と朝鮮語とは、同じウラル・アルタイ語系に属しているため、その文法はほとんど同じで90%は逐語対訳ができる。

 朝鮮族の高校生達は日本語を学ぶ事によって、大学受験の試験科目に日本語を選択できるために、漢族の受験者が殺到する英語の試験よりも有利なのだ。

 だから延辺で高等教育を受けたくらいの朝鮮族であれば、簡単な日常会話くらいの日本語は解するため、日本人が旅行していても言葉で不自由するということがない。こちらが日本人である事が判れば、百貨店でも長距離バスの中でも、どこからか日本語の判る人間を探してきてくれる。それは、戦前の日本語教育を受けた7~80歳くらいの老人である事も少なくはないのだが……。

 そういう事情もあってか、この土地の朝鮮族住民達は総じて対日感情が良い。

 

★中国朝鮮族が歩んできた苦難の道★

 中国の少数民族というと、共産党政府に対して度々叛乱を起こしているウイグル族とかチベット族が有名だが、彼ら朝鮮族もまた新中国建国以来、苦渋の歴史を歩んでいる。

 文化大革命の時は朝鮮族全体が“金日成のスパイ”と目されて迫害されていた。当時の自治州主席であった朱徳海が、漢族の紅衛兵から迫害されて死亡した事件はその象徴的なものだろう。

 延辺に限らず戦前の東北三省(旧満州国)一帯は、日本の投資によってインフラや工業生産の盛んな地域でもあった。例えば中国の鉄道敷設距離は、国民一人当りに換算するとインド以下でしかないが、ここ延辺自治州に関する限り南満州鉄道による建設によって、先進国並の距離を誇っているのである。

戦後、それらの鉄道設備や工業資産は残らずソ連軍や中国共産党に接収された訳だが、建国直後の中国では重要な工業地帯として鄧小平の改革開放経済導入まで、国全体の生産をリードしていた。

 その重要な生産を支えていたのが、朝鮮族の技師達である。彼らは戦前に受けていた教育のお陰で、日本語で書かれていた機械や設備のマニュアルを“読む”ことができたのだ。

 ところが、新たな支配者としてこの地域に君臨してきた共産党の地方幹部たちが朝鮮族住民に対してやったことは、チベット族やウイグル族の土地とさほど変わらない。

 漢族の共産党員幹部からすれば朝鮮族は、朝鮮半島に祖国を持つが故に、いつ何時、北朝鮮に寝返るか、韓国の手先になるか、もしかしたら日本をすらも呼び込むかもしれない、信頼のおけない一群に見えたのだろう。

 満州国時代を知る古老に、『当時の生活と、新中国建国後の生活を比べたら、どちらがより幸せだったか? 』と質問したら、答えに詰まる朝鮮族は多いに違いない。

 我々曙機関のメンバーには、この延辺朝鮮族自治州にある大学にかつて数年間留学した経験を持つ者がいるが、彼に対して大学のある老教授は『国民党のやり方に比べれば、満州国時代の日本の統治ははるかにマシだった。』、『そして今の中国共産党の政治は、国民党よりも腐りきっている』と心情を吐露したことがあった。

 

★終戦記念日に、日本の軍歌を大合唱!? ★

 第二次大戦が終結した8月15日は、韓国では日本の統治から脱した事を祝う光復節とされているが、中国では老人節、つまり“敬老の日”になっている。

 この日、朝鮮族の老人達は着飾って、州都延吉市の中心部にある人民公園に続々と集まってくる。ここは満州国時代、延吉神社が置かれていた場所だ。

 彼らは芝生の上に敷物を広げると、持ち寄った料理を広げてお酒を飲み、一日中、歌を唄ったり踊ったりして楽しむ。彼らはこうやって野外へ出かけることを『サンポ』と呼び、持参する料理の事は『ベントウ』と言う。もちろん日本語の散歩と弁当がそのまま残ったものだ。

 もし機会があったら、この8月15日の人民公園を訪ねてみると面白いだろう。気の良い朝鮮族の老人達は、観光客にも気さくに話し掛けてくる。もし貴方が日本人だと判れば、たぶん『日本の歌を唄ってくれ』と所望される筈だ。

 我々の仲間もやはり日本の歌をリクエストされたが、残念な事に彼は、今時の流行歌など全く知らなかった。困った彼はヤケクソで、自分が歌える唯一のジャンル、“軍歌”を唄ったのである。

 『勝って~来るぞ~と勇ま~しく~♪ 』

 ここが中国であり、しかもその日が8月15日であることを考えると、もう全く命知らずというか、無謀というか……。

 実際その歌が始まったとたん、回りにいた老人達の表情に衝撃が走った。

 そして……、驚いた事に彼らは、一緒になって唱和し始めたのである。

チカ~ッテ国~ヲ出タカラワ~♪ 』

 中には、手拍子を打つ者もいる。彼らは皆、この歌を良く知っていたのだ。たださすがに、戦後60年以上、唄う機会は無かったのだろう。時おり首をかしげて、懸命に歌詞を思い出そうとしている。

 一曲唄い終わった後は、やんやの喝采だった。すかさず『もう一曲唄ってくれ』とリクエストが出る。

 彼は次々と唄い続けた。そうしているうちに周囲から、他の老人達も集まってきた。曲が『露営の歌』から『歩兵の本領』、『愛国行進曲』と移った頃には、公園の一角は日本軍歌の大合唱になっていたのである。

 この経験は、彼にとっても衝撃的だった。

 大学に帰ってこの体験を話したところ、前述の老教授はこう語ったという。

『彼らにとって、正規の音楽教育を受けたのは、おそらく日本の統治時代だけのことだったのでしょう……。それだけに、子供の頃の楽しい思い出だったのでしょうね』

 

 記事はこの後も続きます。

 ご覧になりたい方は是非、『世界に愛された日本』誌をご購読ください。

http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AB%E6%84%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E2%80%95%E8%AA%B0%E3%82%82%E6%95%99%E3%82%8F%E3%82%89%E3%81%AA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E6%97%A5%E6%9C%AC%E8%BF%91%E7%8F%BE%E4%BB%A3%E5%8F%B2-OAK-MOOK-281-%E6%92%83%E8%AB%96%E3%83%A0%E3%83%83%E3%82%AF/dp/4775513486/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1238793394&sr=1-1

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■麻生首相 韓国資本の不動産買い占め「合法的に買っておられるわけでしょ?」

2008/10/25 12:14

 

 産経新聞のネットニュースで、韓国資本による土地の買占めが進む対馬について、麻生首相がタイトルのようなコメントを出されていることが報じられた。
 
 記事に掲載された全文は、以下のようなものである。
 

「土地を買おうということに関しては、合法的に買っておられるわけでしょ? 日本がかつて米国の土地を買ったのと同じですから。ニューヨークの土地を買っていたのと同じですから。自分が買ったときは良くて、人が買ったら悪いというのが産経新聞とは。それほど偏向しているわけではないと思いますね。それが一点。それから韓国政府が、対馬があの韓国領土ということを言ったことは、過去1回もないと思いますよ」

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081021/plc0810212127015-n3.htm

 

どこを取っても、まさに正論。

 

民主主義国家の指導者として、まことに見上げた主張と言わざるを得ない。

(言うまでもないことだが、民主主義の重要な原則は“相互平等”である)

 

 だがこの取材に関して言えば、質問した記者の方がだらしなかった(あ~、この記者はひょっとして、我々が尊敬する福島香織記者なのかなぁ。だとすると、首相の考えも全部判っていた上で、敢えてその場では聞き返さなかったのかもしれない……。たぶんそうなんだろうと思うけど)。

 

 産経新聞の記者氏としては、くだんのような総理のコメントがあった場合、即座にこう聞き返すべきであった。

 

では日本領土である竹島を現在、韓国が実効支配している事実に関しては、どうお考えでしょうかと。

 

 要するに麻生首相が言っている事は、『(例え対馬の土地が全て韓国に買収されてしまおうとも)それが合法的に行なわれている以上、正当な商取引に政府が関与する事はできないし、するべきではない』ということだ。

 

 資本主義を信奉し、かつ法治を重んじる国家の指導者として、まことに立派な見解だと言える。

 

 ただ、これは逆に言えば非合法な手段で行なわれている事に対しては、断固たる処置を取る(取らねばならない)と言っているのとイコールでもある。そう解釈しなければ、首相に対して失礼でもあろう。

 

 

 日本国を代表する指導者として麻生総理は、『韓国による竹島支配が、合法的である』とは、たとえ殺されたって言えないはずだ。

 ならば尚更、産経記者氏は『韓国による(非合法な)竹島の実効支配を、どう考えるのか』と、なぜ聞かなかったのか。

 

 韓国社会に見られる『対馬も韓国の領土だ』という主張が、竹島の問題と密接にリンクしている事は、産経新聞としてもとうに周知の筈である。であれば日本側としても、対馬で起きている現状を常に竹島と関連させて考えなければならない。

 

 

 と も あ れ 

 

今回、韓国資本による対馬の買収について『合法的に買っておられるわけでしょ?』という総理のコメントが取れたことは、幸いな事であった。

 

 恐らく麻生首相によるこのコメントの裏には『日本の領土である竹島を無理やり盗みやがって、韓国の奴らめ今に見ていろ……』という想いが込められているものなのだろう。

 

 

 そう考えれば首相のコメントの終わりにある『韓国政府が、対馬があの韓国領土ということを言ったことは、過去1回もないと思いますよ』という部分もよく理解できる。つまりこれは『韓国政府が過去に何度も、竹島韓国領土だと言っている事実』と、リンクしているのである。

 

 

 尊敬する産経新聞の記者氏については是非、このコメントに隠された首相の思いを国民に伝えるためにも、何かの機会に『非合法に続けられている韓国の竹島支配について、どう思うのか? 』という質問をぶつけて欲しいものである。

 

 期待していますよ~、福島さん!

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■北京オリンピック 開会式の既視感…… ■

2008/08/24 12:12

 

 

 打ち上げならぬ“デッチ上げ”花火だの、“口パク少女”だの、色々と話題に事欠かなかった北京オリンピックの開会式だが、あの中であまりメディアでは触れられていない特徴について書いておこうと思う。

 

 それは、入場する選手団の順番の事だ。

 

 実況中継のアナウンスでも何度か触れられていたように、今回の開会式では通常おこなわれているようなアルファベット順の行進ではなく、その国の国名の漢字表記の画数順に入場が行なわれた。


 漢字を使う習慣のない国の国民からしたら、いったいどういうことなのか理解できないだろう。

 また、自国の国名が中国語で(漢字で)どう表記されるかなんて、漢字文化圏でない国のほとんどの人は知らないに違いない。 

 日本人はかろうじて、自国の中国語表記(漢字表記)の頭文字『日』が4画であることを知っているが、ではドイツは何画なのか、ブラジルはどんな漢字なのか、となるともう想像もできない。


 けっきょく、お目当ての国と自国がどういう順番で入場するのか、知りえたのは事前にパンフレット等で発表を見た人に限られる事になる。

 

 だから今回の入場行進には、相当の人たちが困惑した筈だ。

 

 ところがこのやり方、つまり漢字表記の画数順という行進を、『素晴らしい』、『新しい時代が始まった』などと持ち上げる向きもあるので驚かされる。

 

http://gujin.iza.ne.jp/blog/entry/673838/

http://gujin.iza.ne.jp/blog/entry/682968/

 

 

 しかし漢字表記順の入場が素晴らしい・新しい時代の始まりだとするならば、何も入場行進だけじゃなく、もっと他のものも中国独自のやり方に変えれば良かったのに。

例えば『2008 北京オリンピック』という西暦表記。

なんで共産主義を国是とする中国が、キリスト教の創始者の生年を基準にした表記をしなければならないのか。中国革命歴”でも毛沢東歴”でも使えば良いじゃないか。

 

 ついでに言えば北京市内の道路の通行も、赤信号でストップじゃなく、赤信号で進めにした方が、社会主義国っぽくって良い

 

 

 こう書いてしまうとなんだか冗談のようだが、実を言うと中国文化大革命の一時期、本当に“中国革命歴”を採用して国民に強制し、外交文書などでもこれで押し通したことがある。

 『赤信号で進め』というのも、一部の都市で実施された事だ。

 当時はこういった無茶苦茶が“革命的”、“愛国的”、“中国的”であるとされ、中国全土で推奨されたのだ。

 

 当然、市民の生活や生産の現場は混乱する。

 

 その中でも一番、滑稽で愚かしかったのは“中国独自”の鉄鋼技術(?)である土法高炉を使った製鉄運動だろう。

 土法高炉というのは中国伝統の極めて原始的な製鉄方式で、秦だの唐だのという古代帝国の兵隊さんの鎧や剣を作っていた技術だと思えば良い。

 

 毛沢東はこの土法高炉での労働を人民に強制し、夜も寝ないで鉄作りに従事させた。

 

 旧式でエネルギー効率の悪いこの土法高炉は、燃料となる薪や石炭を大量に必要とする。このため当時、まだいささかは残っていた都市近郊の森林は、土法高炉の薪とするために大半が伐採され、今日の砂漠化・黄砂被害の原因になったという。

 

 しかし、そこまで犠牲を払って進められた土法高炉だが、そもそもが原始的な方法で作られているのだから、出来上がった“鉄”が近代工業の製品に使えるはずが無い。

 

 かくして中国特有の土法高炉は、使い物にもならない金糞のような“鉄”を生産しつづけたのだ。

 

 こうした“中国独特のやり方”への拘りは後年、『左翼小児病的独善』として激しく批判される事になる。

 

 要するに毛沢東が死んで文化大革命が終った1976年当時、中国人の多くはこんな子供じみた“国威発揚”のやり方に、ホトホトうんざりしていたのだ。

 

 70年代の終わりに鄧小平が始めた改革開放経済というのはつまり、それ以前の馬鹿げた“中国的なやり方”の否定に他ならなかった。

 

 国際的なスタンダードを取り入れることによって、中国の産業はなんとか息を吹き返し、今では世界の工場と呼ばれるほどに復活を遂げたかに見えたのだが……。

 

 その中国が“百年の夢”として取り組んだ北京オリンピックの開会式でやって見せたのは、あきれたことに『中国的であること』への徹底的な拘りであった。

 

 これが文化大革命の亡霊でなくて、いったい何だというのだ。

 

しかしこれについて、中国人ばかりを責める訳にも行かない。

あの当時も日本では、中国全土で行なわれていた様々な愚行を『素晴らしい! 』、『新しい時代が始まった!! 』と持ち上げる“知識人”たちがたくさんいたのだから。

 

 

 だから私達には、今回の北京オリンピック開会式の様子が『新しい時代の始まり』などとはとうてい思えない。まるで文化大革命の亡霊が、この21世紀に蘇ったようにすら、感じられる。

多少なりとも現代中国史を学んだ人間ならば皆、恐らく同じ思いだろう。

 

 数千(数万?)人という大動員をかけて行なわれたマスゲームも、よく見れば化けそこなった忠字(注)ではないのか。本質的に、いったいどれだけの違いがあるというのか。

 

 

【注 忠字毛沢東への忠誠心を表すために、漢字の『忠』の字の形に合わせて身体をくねらせる踊り。文化大革命中に農民、市民に強制され、この踊りが下手だと革命精神が足りないと糾弾された】

 

 

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■オリンピック会場で起きそうな事態を予測する■

2008/08/06 18:52

 

 

 開催まであと2日と迫った北京オリンピックですが、『日本チームの勝利に激昂した中国人が試合後、日本人サポーターに襲い掛かって流血騒ぎ』というデフォルトの他に、会場周辺で起こりそうな事態を予測して以下のようにまとめてみました。


 

 

  テロを警戒して、入場口に並んだ観客達の持ち物検査を厳重にしすぎたため、チェックに時間がかかりすぎて競技開始の直前になっても会場に入りきれそうもない観客が大勢発生。『いったいどうしてくれるんだ! 』と、入場ゲート付近に怒号が飛び交う。


 

  しかたなく、チェックを弛めて観客を会場に入れようとするが、それでも開始時間までにたどり着けない観客達が、客席へ登る階段に殺到、将棋倒しのようになって怪我人続出。


 

  ペットボトルの持ち込みも、『一人につき500ml一本まで』と制限されているので、炎天下の会場では脱水症状を起こして倒れる観客が続出する。


 

  大会日程の後半には結局、会場でのボディチェックも有名無実の状態になり、爆発物の持込などもかえって容易になってしまう。


 

  会場周辺では、ダフ屋が大量発生。それだけではなく、偽造チケットを売りつける詐欺も大勢現れ、知らずに買ってしまった市民等が入り口で追い返され不満が爆発する。

 



 以上のうち、いったいどれが、そして幾つが現実になるでしょうか。


 皆さんも、予想してみませんか?

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6月30日緊急発売! 『激論ムック 中国が崩壊する日』に記事書きました

2008/07/01 21:43

 

 先にこのブログでも予告しましたように、6月30日発売の『激論ムック 中国が崩壊する日』に、四川省大地震に関する記事、書きました。

 正直に言うと我々は、「近い将来に中国が崩壊する」とは考えていないんですけどね。
 本のタイトルは、刊行されるまで知らされていなかったもので……。こうした事は、結構あるみたい






 どのような内容かは、ぜひ書店でお手にとってご覧ください。

 特に今回は、豪華執筆陣が目白押し。

 問題の四川省から来日されて、先ごろ日本への帰化を果たした評論家石平先生の記事や、長野の聖火リレーに抗議して当局に身柄を拘束された亡命チベット人タシィ・ツゥーリン氏の独占インタビューも掲載されています。

以下 目次

Pictorial Story

4.26長野事変から、チベット・四川大地震・北京五輪へ・・・・・・・・・・・・2
暴発の予兆―破局と崩壊への前奏曲

はじめに〈破局と崩壊に備よ〉・・・・・・・・・・・・・・・・・・西村幸祐 16

総特集1 四川大地震に隠されたもの

現地レポート12ページ
四川大地震現地レポート マスコミが報じない大地震の真実・・・・・・・中宮祟 22

四川大地震は中国大崩壊の予兆か・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   石 平  34

支那人憧れ、日本人-なぜ日本の救援部隊は門前払いなのか・・・・・・高山正之 40

「四川大地震」のもうひとつの視点・・・・・・・・・・・・・・・・・・佐藤守 44

人民解放軍が“災害支援”を口実に、日本に上陸してくる恐怖・・・・・・曙機関 49

総特集2 長野が赤旗で染まった日
総力特集30ページ!4.26長野事変現地レポートリメンバー・ナガノ 私の見たあの日の聖火リレー・・・・・・・・・・三輪和雄 56

もはや、そこは日本ではなかった・・・・・・・・・・・・・・・・・・・岩田温 61

ネットで騒然! mixiの日記「世界最低の国・日本」の筆者が体験した長野聖火リレー
警察は日本人を守らなかった・・・・・・・・・・・・アリ@Free Tibet 72

私の街、長野で目撃したもの〈長野市民の見た聖火リレー〉・・・・・・柳町明子 78

聖火リレー抗議した亡命チベット人に独占インタビュー
中国人の侮辱に黙っていられなかった〈タシィ・ツゥーリン氏インタビュー・・・・80


善光寺は、チベット難民キャンプのような温かさに包まれていた。
タシィ・ツゥリン氏、全てを語る。・・・・・・・・インタビュー/文 西村幸祐 84

特集 胡錦濤来日とは何だったのか
胡錦濤を追え!来日追跡記・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・若杉大 92

胡錦濤主席への公開質問状・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99

中国を手玉にとる創価学会・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・乙骨正生 104

都の西北に異変あり〈胡錦濤、早稲田に来校す〉・・・・・・・・・・・・若杉大 110

日本のチベット支援に新たな時代を感じた―
セーブ・チベット・ネットワーク代表牧野聖修氏インタビュー・・・・・・・・・ 115

総特集3 臨界点としての北京五輪
それでも中国は日本を制し、包囲する・・・・・・・・・・・・・・・・青山繁晴 122

秒読みに入った中国バブル崩壊・・・・・・・・・・・・・・・・・・・宮崎正弘 126

東トルキスタン、内モンゴルからの叫び
中国少数民族独立の決意・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・殿岡昭郎 131

〈東トルキスタン〉独立への火は消えない・・・・・・・・イリハム・マハムティ 136
〈内モンゴル〉閉鎖された「モンゴル人バー」・・・・・・・・・ダシ・トツロブ 139

終わらない天安門「以後」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・但馬オサム 142

人権聖火が日本を駆けめぐる・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・安東幹 146

column

シンクロするインカとチベット・・・・・・・・・・・・・・・・・・但馬オサム 150

編集部からのお知らせ・次号予告・・・・・・・・・・154
バックナンバー紹介・・・・・・・・・・・・・・・・156
執筆者プロフィール・・・・・・・・・・・・・・・・160

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★ 『危ない! 中国』 文庫化されました ★

2008/06/19 18:52

 

 曙機関の初作品『アブナイ! 中国』が、危ない! 中国と改題されて宝島社から、明日の6月20日に発売される事になりました。



 今度は帯に金美齢先生の推薦文つきです!
 前作をまだご覧になっていない方は、この機会に是非、全国の書店やアマゾンなどでお求めください。


http://www.amazon.co.jp/%E6%BC%AB%E7%94%BB-%E5%8D%B1%E3%81%AA%E3%81%84-%E4%B8%AD%E5%9B%BD-%E5%AE%9D%E5%B3%B6SUGOI%E6%96%87%E5%BA%AB-3-1/dp/4796664572/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1213852240&sr=1-3

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★人民解放軍が“災害支援”を口実に、日本に上陸してくる恐怖

2008/06/02 00:03

 

 前回このブログでは『中国には独立した消防組織が存在しない』という事実を紹介した。
 中国では、火事の消火や災害の救助に出動するのは、準軍事組織である武装警察の任務なのである。
 このことは、日本ではご存知ない方が多かったようで、多くの方から『意外だった』というメールをいただいた。


 ミャンマーのサイクロン被害や四川省の大震災で、国際社会ではあたかも『大規模災害が発生した場合には、すぐにでも外国の援助隊を受けいれなければならない』というコンセンサスが出来上がったような感がある。まず被災者を救援する事が重要で、全てのことは二の次だといった、いわば“救援至上主義”だ。

 確かにその正義は尊重されるべきなのだが、しかし世の中には中国のように、災害の救援をもっぱら軍隊やその眷属がやっている国があることも、考慮の内に入れておかなければいけない。


 このブログを書いている5月下旬、四川省大震災の被災地に自衛隊機を飛ばして救援物資を届けるかどうかが政治的に問題になっている。
 幸い、というかなんというか、中国側の反発によってこの件は沙汰止みになったようだが、石破防衛大臣の発言を始め、ネット上の議論にはイケイケの論調が多い。
 飛行が中止になった事についても、『中国政府は心が狭い』、『礼儀知らずだ』というような書き込みが掲示板などで散見される。

 しかし本当に自衛隊が災害支援のために中国に行った方が良かったのか? あまりにも安全保障上の危機感が足りなさぎるのではないか、と我々は思う。

 いや日本は、自衛隊どころか緊急援助隊すら、中国に派遣するべきではなかったのかもしれない。

 こういった国際支援とか微妙な外交問題は、“相互平等”が原則なのだ。これはつまり、日本が中国の災害に援助部隊を派遣する以上、逆に日本に大災害が発生した場合には、中国が自国の援助部隊の派遣を申し出た時、「それを断ることができないという事を意味する。

 もし仮に今度、日本で大規模な震災や伝染病の蔓延など、大規模な災害が起こった時、中国政府がそれに『緊急援助隊の派遣』を申し出たら、日本はどうするのか。

 中国が派遣しようとするその“援助部隊”は、間違いなく武装警察の隊員であったり人民解放軍の兵士であったり、あるいはその混成部隊なのだが。


 大災害が発生して一人でも人手が必要な時に、外国からの支援の申し出を断ることは難しいだろう。ましてや日本がかつて緊急援助隊を派遣した国から、『あの時のお礼に』と言われたら、なおさら断ることは出来ない。


 だとすると日本政府は、中国の武装警察や人民解放軍を、国内に受け入れるのか?


 その時、彼らが武装してやってこないという保証は無い。自動小銃だの機関銃だのを持ってくれば、もちろん日本政府としては抗議するだろうが、そのくらいのことは平気でやってくる連中だ。『日本だって、イラクに“復興援助”で自衛隊を派遣した時、自動小銃や装甲車で武装して行ったではないか。』と主張してくるかもしれない。
(伝染病の発生などの場合、強制的に患者達を隔離したりする必要があるため、防疫の現場に携わる人間がある程度の武器を持つ事は、まんざら理不尽な事でもない)


 チベットで僧侶達を弾圧した武装警察や、北京の長安街でデモ隊を無残に撃ち殺した人民解放軍が、災害支援を口実に日本にやってきて、傍若無人に振る舞う事態を許してはならない。


 この件については、6月末に発売されるオークラ出版の雑誌『激論』に依頼されて小文を書いているので、皆さんにも是非お読みただきたい。

 

 

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★中国では、なぜ被災地に“武装警察”が派遣されるのか?

2008/05/16 13:03

 


 今回の四川省大地震に関する報道では、被災地に救援に駆けつけているのが人民解放軍と武装警察であることに違和感を感じた日本人は多いのではないかと思います。

 どこの国でもまず、こういった災害現場へ急行するのは“消防隊”ですよねぇ。
 なぜ中国では、それが消防ではなく警察なのでしょうか?

 いえ、中国でも被災地にかけつけるのが消防隊であることは変わりません。中国では日本のように消防署、消防隊が独立した組織としては存在せず、武装警察の一部門になっているんです。

 ですから、こういった大規模災害のときも、現地へ出動するのは『武装警察』の部隊ということになり、その幹部は拳銃を携行しています。どうかすると下士官や兵は、79式短機関銃というサブマシンガンで武装していたりします。


【上の写真は、中国の消防車を撮影したものですが、ナンバープレートの上部に付けられたWJの文字は、中国語の武警(ウージンという発音になる)の所属である事を示すものです】

 もちろん、武装警察が消防組織を兼任しなければならない理由は、被災地での略奪行為が日常茶飯事であり、時には略奪そのものを目的とした放火なども珍しくないからです。


 心配していたら、四川省の各地で既に略奪事件が発生しているようですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080514-00000062-yom-int

■被災者が支援物資奪い合い、運搬中の車に殺到…四川大地震■
5月15日3時14分配信 読売新聞

【綿竹(中国四川省)=牧野田亨、都江堰(同)=竹内誠一郎】
 中国の四川大地震から3日目となる14日午後、多数の死傷者が出た四川省綿竹市の農村地区で住民たちが支援物資を積んだトラックを止め、荷台の物資を奪い合う事態が発生した。

 地震後、停電と断水が続き、食料が不足するなか、政府の支援が遅れていることに被災者の不満が高まっている。

 14日午後3時ごろ、この地区の幹線道路沿いに住民約100人が集まり、「災害支援」と書かれた横断幕をつけたトラックを無理やり停車させ、荷台に積んであった飲料水を箱ごと奪った。

 住民たちは、その後も車を止めては物資を奪おうとした。一部は支援のトラックが停車したすきに荷台に入り、支援関係者から引きずり下ろされた。制止に入った公安車両の窓ガラスを飲料水の容器でたたく住民もいた。住民の一人は「被災者なのに誰も助けてくれない。(奪って)何が悪い」と怒りをあらわにした。

 当局は、道路沿いに武装警官約30人を配置し警戒を始めた。

 数キロ離れた別の地区では、この日初めて到着した支援物資に住民たちが殺到。支援者の制止を振り切り、ゆで卵や飲料水などを奪った。
(後略)


 救援のために出動した日本の救助隊も、暴徒の襲撃を受ける可能性があります。日本政府は中国のやり方に倣って、救助隊員達に護身用の拳銃を支給するべきではないでしょうか。

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