記事中でも書かれているように、本格的な空母を建造するためには、固定翼機を高速で射出するカタパルトの装備が不可欠ですが、中国にはその技術がありません。
今のところ、艦載機用カタパルトの技術を持っているのは、アメリカだけです。
これは富士急ハイランドの絶叫コースターと同じ(笑)スチーム式のものですが、原子力空母の場合、スチームがふんだんに使えるためにカタパルトの動力としてはうってつけなのですね。
で、その技術を持たない中国はどうしようとしているのか。
我々曙機関では、恐らくリニアモーターカーの技術を応用して、独自のカタパルトを製造しようとしているのだ、と見ています。
中国は2003年に上海の空港と市街を結ぶ区間で、ドイツのトランスピット方式を採用したリニアモーターカーの路線を敷設しました。

全長にして29キロ。営業最大速度は430kmという驚異的なものですが、しかしたった30キロにも満たない路線で、時速430kmもの最高速度を出す交通機関が必要なものなのか、誰しも疑問に思うことでしょう。
実際の話、発車したと思ったらすぐに最大速度(このあたりは、確かにリニアの優位な点らしい)に達してしまい、そしてそのすぐ後には減速して終点のホームに停車させなければならないという、まことにせわしないシステムになっています。
リニアの場合、ブレーキも電気的な仕組みで行ないますから、後半部の減速は、電力の無駄に感じられてなりません。
なんだかこれ、何かの“運用実験”をやっているように思われませんか。
短い区間を、繰り返し繰り返し何度も何度も、大重量の物体を高速で移動させる耐久試験みたいな……。
そうです。このリニアモーターカーというのもその構造上、空母のカタパルトとしてうってつけのメカニズムなんですよ。
原子力空母はスチームと同じように、大量の余剰電力も持っています。電気で効率良く発射させるリニアカタパルトは、機関の圧力を気にしなくて良い分、アメリカのスチーム式カタパルトよりも有利かもしれません。
実際、上海のリニア路線は当初の計画からして採算の見通しが立っておらず、現在も乗客の姿はまばらであり、赤字が噂されています。
しかし、念願の空母建造のためのデータ採取として考えれば、中国は充分に元をとったのでしょう。
日本のJRでは、このトランスピット方式よりもさらに効率的なリニアモーターカーの実験・実用化を進めていますが、こういった胡散臭いことをやる国家には、むやみに技術供与などしないでいただきたいものです。


by fuckyoujap
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