「土地を買おうということに関しては、合法的に買っておられるわけでしょ? 日本がかつて米国の土地を買ったのと同じですから。ニューヨークの土地を買っていたのと同じですから。自分が買ったときは良くて、人が買ったら悪いというのが産経新聞とは。それほど偏向しているわけではないと思いますね。それが一点。それから韓国政府が、対馬があの韓国領土ということを言ったことは、過去1回もないと思いますよ」
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081021/plc0810212127015-n3.htm
どこを取っても、まさに正論。
民主主義国家の指導者として、まことに見上げた主張と言わざるを得ない。
(言うまでもないことだが、民主主義の重要な原則は“相互平等”である)
だがこの取材に関して言えば、質問した記者の方がだらしなかった(あ~、この記者はひょっとして、我々が尊敬する福島香織記者なのかなぁ。だとすると、首相の考えも全部判っていた上で、敢えてその場では聞き返さなかったのかもしれない……。たぶんそうなんだろうと思うけど)。
産経新聞の記者氏としては、くだんのような総理のコメントがあった場合、即座にこう聞き返すべきであった。
『では日本領土である竹島を現在、韓国が実効支配している事実に関しては、どうお考えでしょうか』と。
要するに麻生首相が言っている事は、『(例え対馬の土地が全て韓国に買収されてしまおうとも)それが合法的に行なわれている以上、正当な商取引に政府が関与する事はできないし、するべきではない』ということだ。
資本主義を信奉し、かつ法治を重んじる国家の指導者として、まことに立派な見解だと言える。
ただ、これは逆に言えば『非合法な手段で行なわれている事に対しては、断固たる処置を取る(取らねばならない)』と言っているのとイコールでもある。そう解釈しなければ、首相に対して失礼でもあろう。
日本国を代表する指導者として麻生総理は、『韓国による竹島支配が、合法的である』とは、たとえ殺されたって言えないはずだ。
ならば尚更、産経記者氏は『韓国による(非合法な)竹島の実効支配を、どう考えるのか』と、なぜ聞かなかったのか。
韓国社会に見られる『対馬も韓国の領土だ』という主張が、竹島の問題と密接にリンクしている事は、産経新聞としてもとうに周知の筈である。であれば日本側としても、対馬で起きている現状を常に竹島と関連させて考えなければならない。
と も あ れ
今回、韓国資本による対馬の買収について『合法的に買っておられるわけでしょ?』という総理のコメントが取れたことは、幸いな事であった。
恐らく麻生首相によるこのコメントの裏には『日本の領土である竹島を無理やり盗みやがって、韓国の奴らめ今に見ていろ……』という想いが込められているものなのだろう。
そう考えれば首相のコメントの終わりにある『韓国政府が、対馬があの韓国領土ということを言ったことは、過去1回もないと思いますよ』という部分もよく理解できる。つまりこれは『韓国政府が過去に何度も、竹島を韓国領土だと言っている事実』と、リンクしているのである。
尊敬する産経新聞の記者氏については是非、このコメントに隠された首相の思いを国民に伝えるためにも、何かの機会に『非合法に続けられている韓国の竹島支配について、どう思うのか? 』という質問をぶつけて欲しいものである。
期待していますよ~、福島さん!


by おっさん
■チリ政府は、万難を排して自…